てんもんがく【天文学】
天体の位置・運動・性状や化学組成・進化などと、宇宙の構造・進化などを研究する学問。位置天文学・天体物理学・天体力学に大別される。
てんもんがくてきすうじ【天文学的数字】
天文学で使われるような、非常に桁 (けた) 数の多い数字。現実ばなれのした大きな数。
てんもんかた【天文方】
江戸幕府の職名。若年寄に属し、天文・暦術・地誌・測量・洋書翻訳などをつかさどった。
てんもんこうほう【天文航法】
天体の水平線上の高度を測定して船舶や航空機の現在位置を求め、針路を確かめて航行する方法。クロノメーター・六分儀 (ろくぶんぎ) などを使って行う。
てんもんざひょう【天文座標】
⇒天球座標
てんもんじ【天文時】
天体の位置観測に基づく時法の総称。恒星時・太陽時・暦表時など。→原子時
てんもんだい【天文台】
天体の観測および研究に従事する施設。
てんもんたんい【天文単位】
主に太陽系内の距離を表すのに用いる単位。太陽と地球との平均距離を一天文単位とし、1億4959万7870キロ。記号AU
てんもんちょう【天文潮】
月や太陽の潮汐 (ちょうせき) 力によって生じる潮汐。天体潮。
てんもんどう【天文道】
天文・気象を観察し、その変異により吉凶を察知する術。律令制では、陰陽寮 (おんようりょう) に天文博士が置かれ、天文の観察や異変の際の密奏をつかさどった。