安土桃山時代、正親町 (おおぎまち) 天皇・後陽成天皇の時の年号。1573年7月28日〜1592年12月8日。
てんしょうおおばん【天正大判】
天正16年(1588)豊臣秀吉が彫金師の後藤徳乗に命じて鋳造させた金貨。縦5寸6分(約17センチ)、横3寸3分(約10センチ)余り。重さ44匁(約165グラム)。表面に「拾両」「後藤」と花押の墨書がある。
てんしょうカルタ【天正カルタ】
ポルトガル人がもたらしたもので、天正年間(1573〜1592)に流行したカルタ。4種の札おのおの12枚、計48枚で遊ぶ。→ウンスンカルタ
てんしょうけんおうしせつ【天正遣欧使節】
天正10年(1582)九州のキリシタン大名がローマ教皇謁見のために派遣した少年使節。大村純忠・大友宗麟・有馬晴信の三大名が宣教師バリニャーノの勧めにより伊東マンショ・千々石 (ちぢわ) ミゲル・原マルチノ・中浦ジュリアンの4名を送ったもの。天正18年(1590)帰国。