天賦(てんぷ)
の例文・使い方・用例・文例(22)
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・・・これが平生寡言沈黙の人たる博士が、天賦の雄弁を発揮する時である。そして博士に親しい人々、今夜この席に居残っているような人々は、いつもこういう時の来るのを楽み待っているのである。 博士は虚になった杯を、黙って児髷の子の前に出して酒を注がせ・・・
森鴎外
「里芋の芽と不動の目」
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・・・このときから、彼のさしもの天賦の幸運は揺れ始めた。それは丁度、彼の田虫が彼を幸運の絶頂から引き摺り落すべき醜悪な平民の体臭を、彼の腹から嗅ぎつけたかのようであった。四 千八百四年、パリーの春は深まっていった。そうして、ロシア・・・
横光利一
「ナポレオンと田虫」
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