えびす【^×夷／^×戎】

の解説

《「えみし（蝦夷）」の音変化》

1. １ 「蝦夷 (えぞ) 」に同じ。

   1. 「その国の奥に—といふものありて」〈今昔・三一・一一〉

1. ２ 都から遠く離れた未開の土地の人。田舎者。

   1. 「かかることは—、町女 (まちめ) などこそいへ」〈栄花・浦々の別〉

1. ３ 情趣を解しない荒々しい人。特に、東国の荒くれ武士。あずまえびす。

   1. 「—は弓引くすべ知らず」〈徒然・八〇〉

1. ４ 異民族を侮蔑 (ぶべつ) していう語。蛮夷 (ばんい) 。

   1. 「—のこはき国あり。その—、漢に伏して」〈徒然・二一四〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。