《
原題、
(フランス)Une Vie》
モーパッサンの長編小説。1883
年刊。
純真な女主人公ジャンヌの結婚生活にかけた夢が、夫の裏切り、
息子の
放蕩 (ほうとう) によって打ち砕かれていく
幻滅の
一生を描く。フランス
自然主義文学の代表作。
山本有三の
小説。
昭和7〜8年(1932〜1933)
発表。夫には先だたれ、一人息子に背かれながらも、後半生を積極的に生きようとする女性を描く。
森本薫の
戯曲。5幕。
昭和20年(1945)
初演。
明治・
大正・
昭和の3代、家のために献身的に働きながらも、報われることのない女性の姿を描く。