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辞書
1 後宮 (こうきゅう) に入り天皇の寝所に侍した高位の女官。皇后・中宮に次ぎ、更衣の上に位した。主に摂関の娘がなり、平安中期以後は皇后に立てられる者も出た。にょご。
「いづれの御時にか、—、更衣あまたさぶらひ給ひけるなかに」〈源・桐壺〉
2 上皇・皇太子の妃。
「三条の院の東宮にておはしましし折の—にて」〈大鏡・師尹〉
⇒にょうご(女御)
出典:デジタル大辞泉(小学館)
にょうごだい【女御代】
大嘗会 (だいじょうえ) の御禊 (ごけい) の儀を行うとき、選ばれて女御1の代わりを務めた女官。
出典:青空文庫
・・・年十八歳のとき最愛の女御弘徽殿の死にあわれ、青春失恋の深き傷みよ・・・ 倉田百三「人生における離合について」
・・・いでになったら今頃は女御でいらっしゃったかも知れないのに御定命と・・・ 宮本百合子「錦木」
・・・者である一人の美しい女御である。宮廷には千人の女御、七人の后が国・・・ 和辻哲郎「埋もれた日本」
女御子
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