1. 後宮 (こうきゅう) に入り天皇の寝所に侍した高位の女官。皇后中宮に次ぎ、更衣の上に位した。主に摂関の娘がなり、平安中期以後は皇后に立てられる者も出た。にょご。

    1. 「いづれの御時にか、—、更衣あまたさぶらひ給ひけるなかに」〈桐壺

  1. 上皇皇太子の妃。

    1. 「三条の院の東宮にておはしましし折の—にて」〈大鏡・師尹〉

出典:青空文庫

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2023年10月