好く（すく）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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す・く【好く】
の解説

［動カ五（四）］

１人や物事に心が引きつけられる。魅力を感じる。このむ。「だれからも—・かれる」「かけ事はどうも—・かない」

２恋愛感情をいだく。「—・いて—・かれて一緒になる」「—・いたどうし」

３風流の道に心を寄せる。
1. 「よき人はひとへに—・けるさまにもみえず、興ずるさまも等閑 (なほざり) なり」〈徒然・一三七〉

４好色である。多情である。
1. 「—・きたる罪重かるべし」〈源・帚木〉

類語

関連語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

好くの例文(30)

出典：青空文庫

･･･子供だから、余程運が好くないと、――」　遠藤の言葉が終らない内に･･･芥川竜之介「アグニの神」
･･･けれど、気分は大へん好くなったよ。」――母自身もそう云っていた。･･･芥川竜之介「お律と子等と」
･･･その間奥さんは根気好く黙って、横を向いている。美しい、若々しい顔･･･著:アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ訳:森鴎外「罪人」

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