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比況の助動詞「ごとし」の語幹

  1. …のように。「ごとし」の連用形にあたる。

    1. 「渡る日の暮れぬるが—照る月の雲隠る—沖つ藻のなびきし妹 (いも) は」〈・二〇七〉

  1. …のようだ。「ごとし」の終止形にあたる。

    1. 「逢 (あ) ふことは玉の緒ばかり名の立つは吉野の川のたぎつ瀬の—」〈古今・恋三〉

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