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《「うつぼものがたり」とも》平安中期の物語。20巻。作者未詳。源順 (みなもとのしたごう) とする説もある。村上天皇のころから円融天皇のころに成立か。4代にわたる琴 (きん) の名人一家の繁栄と、多くの青年貴族から求婚される貴宮 (あてみや) が東宮妃となり、やがて皇位継承争いが生じることなどが描かれている。書名は、発端の「俊蔭 (としかげ) 」の巻に仲忠母子が木の空洞に住む話のあるのにちなむ。

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