出典:gooニュース
日米安保条約に不満にじませたトランプ氏、石破首相「一方的に守ってもらっている関係でない」
トランプ氏の発言を踏まえ、石破首相は7日の参院予算委員会で安保条約について、「日本は米国に基地を提供する義務を負っている。一方的に守ってもらっている関係ではない」と強調した。
トランプ氏、日米安保条約への不満表明…「いかなる状況下でも日本は米国を守る必要がない」
欧州を中心とした北大西洋条約機構(NATO)の防衛費負担が少ないことに不満を述べ、日米安保条約にも言及した。 トランプ氏は「日本が大好きだ。素晴らしい関係を築いている」と述べた。その後、「だが、我々には興味深いディール(取引)がある。いかなる状況下でも日本は米国を守る必要がない」と強調した。「日本は我々との関係で、経済的にもうけている。誰がこのような取引をしたのか」とも語った。
中谷防衛相「日米安保条約上の義務を果たすということに全幅の信頼を置いている」 トランプ米大統領が日米安保条約に不満表明
さらに「政府としては、米国が核を含むあらゆる種類の能力を用いて、日米安保条約上の義務を果たすということに全幅の信頼を置いている」と強調した。また、アメリカからさらなる防衛負担の増加を求められる可能性については「我が国の防衛費はアメリカに言われて日本が決めるものではなく、我が国が我が国のために、自らの責任において決断をすべきものだ」と強調した。
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