出典:gooニュース
近世琉球の古文書「琉球家譜」などが国重要文化財に指定へ
国の文化審議会は21日、琉球王国時代の古文書「琉球家譜」などを国の重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申しました。国の重要文化財に指定されるのは、沖縄県と那覇市が所有する古文書琉球家譜及び琉球家譜関係文書と、歴史資料となる宮良殿内家関係資料の合わせて3件です。
国の重要文化財に「琉球家譜」「宮良殿内家の資料」文化審が答申 琉球王国と八重山の歴史残す
指定される3件のうち、琉球家譜やその関係資料は①県所有の「琉球家譜25冊、琉球家譜関係文書21通、系図箱2合」②那覇市所有の「琉球家譜45冊、琉球家譜関係文書130通、系図箱5合」―の2件。 王府の組織や行政、王国の身分制度、東アジアの系図文化を考える上で重要。沖縄戦で膨大な史料が失われた琉球史研究上、貴重と評価された。
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