宿す（やどす）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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やど・す【宿す】
の解説

［動サ五（四）］

１内に含み持つ。「大志を—・す」

２とどまらせる。「水面に月影を—・す」「往時の面影を—・す道筋」

３子をはらむ。「子を—・す」

４宿泊させる。宿を貸す。
1. 「人—・し奉らむとするところに」〈源・玉鬘〉

５預ける。
1. 「相知りたりける女蔵人の曹司に、壺やなぐひ、緌 (おいかけ) を—・し置きて」〈後撰・雑四・詞書〉

[可能]やどせる

類語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

宿すの例文(7)

出典：青空文庫

･･･るや否や、家畜の魂を宿す為に従順そのものに変るのである。それから･･･芥川竜之介「侏儒の言葉」
･･･少将の胤を宿すのはおろか、逢ったことさえ一度もありはしません。嘘･･･芥川竜之介「二人小町」
･･･月も十五に影を宿すであろう。出ようとすると、向うの端から、ちらち･･･泉鏡花「古狢」

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