出典:gooニュース
『べらぼう』富本節の人気太夫・富本午之助ってどんな人?美声で人気を博した二代目、蔦重とのつながり、衰退の理由
父は、富本節の初代・富本豊前掾(とみもとぶぜんのじょう)だ。 富本節とは、三味線の伴奏による語り物(筋のある物語を節をつけて語る芸能)音楽の一種である「浄瑠璃」の流派の一つである。
江戸で大ブーム「浄瑠璃の富本節」誕生した背景
2代目豊前太夫の活躍によって富本節が大流行となると、その機を逃さずにいち早く動いた出版人がいた。蔦屋重三郎である。 「これだけ富本節が流行しているならば、きっとみんなも真似したくなるはずだ」 そんな嗅覚が働いたのだろう。重三郎は、富本節の音曲の詞章を記した「正本」や、練習用に節付をした稽古本を次々と刊行している。
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