かんせいいがくのきん【寛政異学の禁】
寛政の改革の一政策。寛政2年(1790)幕府の学問所である昌平黌 (しょうへいこう) で朱子学以外の学問を禁じ、官吏登用は朱子学を学んだ者のみとした。
かんせいのかいかく【寛政の改革】
天明7年(1787)から寛政5年(1793)にかけて、老中松平定信が行った幕政改革。享保の改革を理想として、倹約、備荒貯蓄の奨励、棄捐 (きえん) 令、人返し、異学の禁などの政策を遂行したが、景気が沈滞し、町人らの不満を買った。
かんせいのさんきじん【寛政の三奇人】
寛政期、尊王・外交の問題に強い関心を示したあまり、奇行もあったという、林子平・高山彦九郎・蒲生君平 (がもうくんぺい) の三人をさす。