姓氏の一。
てらうちだいきち【寺内大吉】
[1921〜2008]小説家・僧侶・スポーツ評論家。東京の生まれ。本名、成田有恒 (ゆうこう) 。仏教への深い造詣を生かし、独特な哲学観に満ちた大衆小説を手がける。「はぐれ念仏」で直木賞受賞。他に「逢春門 (ほうしゅんもん) 」「黒い旅路」「念仏ひじり三国志」など。
てらうちまさたけ【寺内正毅】
[1852〜1919]軍人・政治家。元帥・陸軍大将。山口の生まれ。教育総監・陸相・初代朝鮮総督を歴任ののち、大正5年(1916)首相となったが、同7年に米騒動で総辞職。 [補説]容姿が似ていたことと、立憲政治を行わない非立憲(ヒリッケン)内閣と揶揄 (やゆ) されたことから、ビリケン宰相と呼ばれた。→ビリケン