たいりゅうけん【対流圏】
大気圏の区分の一。地表から極地方では高さ約8キロ、赤道地方では約17キロまでの大気の層。日射により対流を生じ、雲・雨などの天気現象はこの圏内で起こる。上面を圏界面といい、その上は成層圏になる。
たいりゅうでんりゅう【対流電流】
⇒運搬電流
たいりゅうそう【対流層】
天体の中で対流が起きている部分。地球の場合、大気循環が生じる大気圏や地質学的な時間尺度で粘性流体とみなされる地球内部のマントルに相当する。太陽などの恒星の場合、エネルギーが放射ではなく主に対流により運ばれる領域をさす。
たいりゅうでんねつ【対流伝熱】
⇒対流
たいりゅうけんかいめん【対流圏界面】
⇒圏界面
たいりゅううん【対流雲】
強い上昇流によって狭い範囲で形成される雲。垂直方向に発達し、雲の表面がでこぼこしている。積雲・積乱雲がこれにあたる。→層状雲
たいりゅうセル【対流セル】
⇒降水セル