出典:gooニュース
女子医大背任 理事長の専横をなぜ許した
医療を専門とする大学の経営再建を託された理事長が、厳しいコスト削減の裏で私利私欲を満たしていたとすれば、言語道断だ。警察は不正な蓄財疑惑を徹底解明してほしい。 警視庁が、東京女子医大の元理事長岩本絹子容疑者を、新校舎建設を巡る背任容疑で逮捕した。 岩本容疑者は、副理事長や理事長だった2018~20年、建築士に対し、実態のない業務の報酬という名目で、大学から1
「専横的意思決定けん制できず」 元理事長の金銭への執着指摘
元理事長岩本絹子容疑者(78)の逮捕を受け、東京女子医大(東京都新宿区)の清水治理事長は13日、大学で記者会見し「岩本容疑者の専横的な意思決定をけん制できず、ガバナンス(組織統治)を発動できなかった」と述べた。事件の背景に、金銭に対する岩本容疑者の強い執着があったとも指摘した。 会見の冒頭、山中寿学長らと共に頭を深く下げて謝罪した。
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