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[動サ五(四)]

  1. 敵が射かけてきたのに応じて、こちらからも射る。応射する。「敵陣に向かって—・す」

  1. 光を照り返す。反射する。

    1. 「二つの甲 (かぶと) が、月下に躍る細鱗の如く秋の日を—・す」〈漱石幻影の盾〉

  1. 矢を射て敵を追い返す。

    1. 「天つ神の御子の使ひを—・し、待ち攻めむとして」〈・中〉

  1. 敵の射た矢を用いて敵を射る。

    1. 「奥 (おき) よりこの矢を射て候が、—・せとまねき候」〈平家・一一〉

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