じんじょういちよう【尋常一様】
[名・形動]普通と異なるところのないこと。また、そのさま。なみひととおり。「—な(の)努力では成功はおぼつかない」
じんじょうか【尋常科】
1 旧制の尋常高等小学校で、一般尋常小学校に相当する課程。 2 旧制の7年制高等学校で、下級4年間の課程。
じんじょうかいめん【尋常海綿】
⇒普通海綿
じんじょうこうとうしょうがっこう【尋常高等小学校】
旧制の小学校で、尋常小学校の課程と高等小学校の課程とを併置した学校。
じんじょうさはん【尋常茶飯】
[名・形動]《ふだん、飲み食いしている物の意から》少しも珍しくないこと。また、そのさま。ありきたり。日常茶飯。「—な(の)出来事」
じんじょうしょうがっこう【尋常小学校】
旧制の小学校で、満6歳以上の児童に初等普通教育を施した義務教育の学校。明治19年(1886)の小学校令により設置され、修業年限は初め4年、同40年からは6年。→高等小学校
じんじょうちゅうがっこう【尋常中学校】
旧制中学校の前身。明治19年(1886)高等中学校とともに設置。修業年限5年の男子校で、明治32年(1899)中学校と改称。尋常中学。
じんじょうよう【尋常葉】
⇒普通葉 (ふつうよう)
じんじょうせいかんせん【尋常性乾癬】
皮膚に銀白色の鱗屑 (りんせつ) を伴う乾燥した赤い発疹ができる、炎症性慢性皮膚疾患の一種。一般的に多くみられる乾癬のこと。
じんじょうせいゆうぜい【尋常性疣贅】
ヒト乳頭腫ウイルス(主にHPV2型)が皮膚に感染することによって生じる、扁平またはドーム状に隆起した小結節。いわゆる疣 (いぼ) のこと。