小便一町糞一里
《小便のときは1町遅れ、大便のときは1里遅れる意から》歩いて旅などをするとき、大小便のために同行者に遅れることをいう。
しょうべんぐみ【小便組】
近世、支度金を受けて妾 (めかけ) 奉公に出ておいて、わざと寝小便をして縁を切らせるように仕向ける、一種の詐欺行為。また、そういう行為をする女。
しょうべんこぞう【小便小僧】
《Manneken-Pis》ベルギーの首都ブリュッセルにある、放尿する少年を模した彫像。1619年、彫刻家ジェローム=デュケノワが製作。2度の盗難に遭っている。由来には諸説あるが、ブリュッセルを包囲した敵軍が城壁を爆破しようとした際、少年が導火線に小便をかけて火を消し、町を救ったという伝説が知られている。マヌカンピス。マネケンピス。
しょうべんたご【小便担桶】
肥料用の糞便 (ふんべん) を入れて田畑などに担いで行く桶 (おけ) 。こえたご。
しょうべんだめ【小便溜め】
小便をためておくために土中に埋めた壺 (つぼ) または桶 (おけ) 。
しょうべんつぼ【小便壺】
1 小便をするために、土中にいけておく壺。 2 「溲瓶 (しびん) 」に同じ。
しょうべんぶくろ【小便袋】
1 放尿に備えて、股 (また) の間にとりつけておくゴム製などの袋。 2 膀胱 (ぼうこう) のこと。
しょうべんむよう【小便無用】
ここで立ち小便をしてはいけない、の意で、塀などにはり紙や看板などで示す語。