[名]江戸時代、田畑や家屋敷は所有するが、特別家格権利を持たない本百姓。小作などの下層農民をさす場合もある。小前百姓。
[名・形動ナリ]
  1. 商売家業を小規模に営むこと。暮らし向きがつつましいこと。また、そのさまやその人。

    1. 「取り広げたる棚もしまひがたく、自 (おのづか) ら—になりぬ」〈浮・永代蔵・一〉

  1. 規模が小さいこと。また、そのさま。

    1. 「村瀬は智者で—な故、風流のない人ぢゃ」〈胆大小心録

[日本史]の言葉

[江戸時代]の言葉

出典:青空文庫

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