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シャクガの幼虫。細長い芋虫で、腹脚が二対しかないので、人が親指と人さし指で尺をとるような進み方をする。静止すると枯れ枝に似る。土瓶わり。すんとりむし。おぎむし。《季 夏》「—尺とり失せて酒剰 (あま) さず／桂郎」
出典：デジタル大辞泉（小学館）
出典：青空文庫
･･･そして、御覧。尺取虫が枝から枝を葡っている。この二つをおまえにあげ･･･ 梶井基次郎「城のある町にて」
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