ヤマノイモ科の蔓性 (つるせい) の多年草。山野に自生。芋は円柱形でナガイモより細く、長さ1メートルにもなる。葉は先がとがり、基部が心臓形で、対生する。雌雄異株。夏、葉の付け根に花をつけ、雄花穂は直立し、雌花穂は垂れ下がる。実は3枚の翼をもつ。葉のわきにむかごができ、地面に落ちて増える。芋は粘りが強く、とろろや芋がゆにし、漢方では山薬 (さんやく) ・薯蕷 (しょよ) といい滋養強壮薬とする。ヤマノイモ科の単子葉植物は熱帯から暖帯にかけ750種が分布し、ナガイモトコロなども含まれる。じねんじょ。じねんじょう。やまいも。 秋》

出典:青空文庫