さんがくかい【山岳会】
登山愛好者の団体。
さんがくしんこう【山岳信仰】
山岳に宗教的意味を与え、崇拝したり儀礼を行ったりすること。古代ギリシャのオリンポスや中国の五岳信仰などにみられる。日本でも古来より土俗信仰として存在し、のちに修験道などを生み出した。山岳崇拝。→修験道 (しゅげんどう) →山岳仏教
さんがくすうはい【山岳崇拝】
⇒山岳信仰
さんがくは【山岳派】
フランス革命期の国民公会の左派勢力。議場の最高部に議席を占めたことが名称の由来。パリの革命的な民衆勢力と結んだ急進派で、ロベスピエールらがその中心。ジロンド派を倒して恐怖政治を行った。山岳党。モンタニャール。→ジャコバン派
さんがくびょう【山岳病】
⇒高山病 (こうざんびょう)
さんがくひょうじゅんじ【山岳標準時】
アメリカ大陸の標準時の一。カナダのカルガリー、米国のソルトレークシティーやデンバー、メキシコ西部などで使われる。協定世界時より7時間遅く、日本標準時より16時間(夏時間の場合は15時間)遅い。MST(mountain standard time)。
さんがくぶっきょう【山岳仏教】
人里を離れて山中に入り修行する仏教。平安時代の天台宗・真言宗や修験道など。山林仏教。
さんがくきゅうじょたい【山岳救助隊】
山岳地帯における遭難者の捜索・救助活動や、登山者への啓蒙 (けいもう) などを行う組織。日本では警察署・消防署に設置される。 [補説]富山県警察や岐阜県警察などでは、山岳警備隊という名称を使用している。
さんがくけいびたい【山岳警備隊】
⇒山岳救助隊
さんがくかいせつ【山岳回折】
《mountain diffraction》電波が山岳などによって回折し、本来は陰になって電波が届かない場所にも回り込む現象。VHF、UHF帯で生じ、通常より電波強度が高くなる場合もある。