有尾目のサンショウウオ科・アンビストマ科・プレソドン科両生類の総称。約280種が知られる。成体にも発達した尾があり、四肢発達。肺および皮膚呼吸するが、肺を欠くものもある。ほとんど陸生で、止水または渓流卵嚢 (らんのう) を産みつける。日本にはハコネサンショウウオ・カスミサンショウウオなどがいる。はたけどじょう。はじかみうお。あぶらめ。 夏》「—この滝に棲 (す) む神代より/青邨

[補説]書名別項。→山椒魚

井伏鱒二の短編小説。体が大きくなり、岩屋から出られなくなったサンショウウオ悲嘆を描く。大正12年(1923)年の作品幽閉」を改稿して昭和4年(1929)に発表昭和60年(1985)、全集への収録時に、著者自身が結末部分を大幅に削り、話題となった。

出典:青空文庫

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2023年12月