出典:gooニュース
「関税戦争」北陸に動揺 建機や工作機械など 出荷影響「想像つかず」
高松機械工業(白山市)は米国に工作機械を輸出している。工作機械にかかる関税はこれまで7%だったが、相互関税導入で3倍以上となる見込み。担当者は「米国内で工作機械の販売を担当する商社が、関税引き上げ分を価格転嫁することも考えられる」とし、取引先の設備投資意欲の減退を懸念している。
生産設備「老朽化」、工作機械業界に危機感
こうした取り組みもあり、2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画では、工作機械をはじめとする生産設備の省エネルギー性能の相対的な劣化を考慮した上で、産業競争力強化に資する取り組みを進める必要性などが明記された。日本のモノづくりの国際競争力向上や脱炭素化の推進、工作機械の内需喚起につながる政策の早期具体化を期待したい。 【関連記事】 工作機械の再編劇、次はどこで起こる?
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