ひだりむき【左向き】
1 左の方へ向くこと。左の方に向いていること。 2 「左前 (ひだりまえ) 2」に同じ。
ひだりもじ【左文字】
裏返しに見た形の文字。印章などに刻んだ文字。鏡文字。「—にぞ印 (おし) たりける」〈読・弓張月・残〉
ひだりゆがみ【左歪み】
1 左側がゆがんでいること。また、左の方へゆがむこと。 2 夫婦の身分や貧富がふつりあいであること。「貧しき者、たのしき妻 (め) をまうくるは、—と云ふ事なれば」〈盛衰記・一〉
ひだりよつ【左四つ】
相撲で、互いに左手を下手 (したて) に組んだ体勢。
ひだりより【左寄り】
1 左側に寄った方。 2 思想や言動が左翼的であること。
ひだりより【左縒り】
右から左の方向へよりをかけること。また、そのようによったもの。
ひだりよこずれだんそう【左横ずれ断層】
⇒横ずれ断層
ひだりとじ【左綴じ】
表紙を上にして置いたとき、左側に綴じ目があること。また、そのような書物。本文はふつう横書きとなる。左開き。
ひだりびらき【左開き】
左方向に開ける扉や書物など。書物の場合は左綴 (と) じともいう。
左平目に右鰈
ヒラメとカレイの見分け方をいうもの。両目のある側を奥に、腹を手前にして置いたとき、頭が左にあればヒラメ、右にあればカレイ。