ひだりうま【左馬】
「馬」の字を左右反転させたもの。縁起のよい図柄とされる。 [補説]馬は左側から乗ると倒れないとされるため、また「うま」を逆さに読んだ「まう(舞う)」が祝い事を連想させるためなど、由来には諸説がある。
ひだりふじ【左富士】
東海道で江戸から京に向かう際、道の左側に富士山が見えること。歌川広重の浮世絵にも描かれた。 [補説]東海道は太平洋岸に沿うので、富士山は通常、道の右側に見えるが、茅ヶ崎市南湖 (なんご) 付近と富士市吉原 (よしわら) 付近では道が大きく湾曲しているため、左側に見える。また現在では、東海道新幹線の下り列車が静岡市青木地区付近を通過する数十秒間のみ、左側の車窓に富士山が見えることにもいう。
ひだりハンドル【左ハンドル】
ハンドルが左側の前部座席にあること。また、その自動車。左ハンドル車。 [補説]俗に、外車または輸入車をさしていうが、車種によって右ハンドル仕様のものもある。また、日本のメーカーで左ハンドルのものは、逆輸入車である場合が多い。→右ハンドル →対面交通[補説]
ひだりうち【左打ち】
1 球技で、左手でボールを打つこと。⇔右打ち。 2 野球やソフトボールなどで、左打席で打つこと。「右投げ—」⇔右打ち。 3 野球やソフトボールで、左翼方向に打球が飛ぶように打つこと。⇔右打ち。
ひだりなげ【左投げ】
スポーツで、ボールなどを左手で投げること。「—右打ち」⇔右投げ。