きかんこんなんくいき【帰還困難区域】
福島第一原発事故による避難指示区域の一。事故を起こした原子炉が冷温停止状態に達した後、それまでの警戒区域・避難指示区域(計画的避難区域)を見直して新たに設定されたもので、放射線の年間積算線量が50ミリシーベルトを超えており、5年を経過しても20ミリシーベルトを下回らないおそれのある地域。→避難指示解除準備区域 →居住制限区域
きかんへい【帰還兵】
戦地から基地・故郷などに帰ってきた兵士。
きかんじぎょう【帰還事業】
外国に移住した同胞2やその子孫を、母国に帰還させること。1959年から84年にかけて、朝鮮総連が在日朝鮮人とその家族に北朝鮮への帰国・移住を促した事業や、1939年にナチスドイツが、ソ連やリトアニア・ポーランド東部などに定住していたドイツ系住民をポーランド西部に移住させた事業など。帰国事業。
出典:gooニュース
浪江町で230ヘクタールを追加 特定帰還居住区域
東京電力福島第一原発事故後に設けられた福島県浪江町の帰還困難区域のうち、230ヘクタールが特定帰還居住区域(居住区域)に指定される見通しとなった。6日の県復興推進本部会議で了承された。町は今後、国に計画案を申請。認定後、国が除染を始める。 浪江町は昨年8月~10月末、2回目の帰還意向調査を実施。帰還困難区域内の496世帯のうち、76世帯が帰還の意向を示した。
避難指示、3月末に一部解除 福島の帰還困難区域、政府決定
政府は7日、東京電力福島第1原発事故による福島県の帰還困難区域のうち、飯舘村と葛尾村の事業用地など計約26ヘクタールの避難指示を、3月31日午前9時に解除すると正式決定した。事業目的での立ち入りが自由になる。 解除されるのは、飯舘村の堆肥製造施設用地や近隣農地の計約6.2ヘクタールと、葛尾村の村道を含めた2社の風力発電所用地計約19.9ヘクタール。
帰還困難区域の集落の歴史888ページ記録誌に 浪江町津島赤宇木「百年後の子孫たちへ」
複数の地域で避難指示が解除されたが、町の面積の約8割にも上る地域で帰還時期が見通せていない。地区の歴史を残そうと浪江町津島地区にある赤宇木(あこうぎ)行政区では昨年、住民らから聞き取った888ページに上る記録誌を10年以上かけて完成させた。「このままでは100年は帰れない」。平成23年秋、住民対象の国の説明会で、担当者にこう告げられた。
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出典:青空文庫
・・・結婚式はこんど晴れて帰還されてからにしたい。それまでは一先ず婚約・・・ 織田作之助「十八歳の花嫁」
・・・床しい態度であった。帰還後一、二作発表したが、武田さんの野心はま・・・ 織田作之助「武田麟太郎追悼」
・・・三人の帰還軍人が瀬戸内海沿岸のある小さな町のはずれに一軒の家を借・・・ 織田作之助「電報」