常磐／常盤（ときわ）とは？意味・読み方・使い方

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ときわ〔ときは〕【^▽常^×磐／^▽常^▽盤】
の解説

［名・形動ナリ］《「とこいわ」の音変化》

１常に変わらない岩。
1. 「皆人の命も我もみ吉野の滝の—の常ならぬかも」〈万・九二二〉

２永久に変わらないこと。また、そのさま。
1. 「大君は—にまさむ橘の殿の橘ひた照りにして」〈万・四〇六四〉

３常緑樹の葉がいつもその色を変えないこと。また、そのさま。常緑。
1. 「—なる松の緑も春来れば今ひとしほの色増さりけり」〈古今・春上〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

常磐の例文(24)

出典：青空文庫

･･･云うと、君は宮戸座か常盤座の馬の足だと思うだろう。ところがそうじ･･･芥川竜之介「片恋」
･･･或は又自動車の中から常磐橋界隈の火事を見たりしていた。それは彼の･･･芥川竜之介「歯車」
･･･で徹夜の今、明神坂の常盤湯へ行ったのである。　行違いに、ぼんやり･･･泉鏡花「売色鴨南蛮」

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