出典:gooニュース
【速報】平城京の大型井戸・木簡など木材の高解像度「年輪」データをデジタル公開開始 奈良文化財研究所
奈良文化財研究所は20日から、平城京跡から出土した木製の文化財の「年輪年代データ」をデジタル公開すると発表しました。 奈良文化財研究所では、遺跡で発見された木材の年輪を調べると、その木が何年に育ったものか1年単位で誤差なく明らかにすることができる「年輪年代学」の研究を進めています。
奈文研が年輪データを初公開 平城京出土の木製品18点
公開するのは、平城京左京三条一坊一坪で出土した井戸枠や木製容器、木簡の計18点に関連する年輪幅の数値やデジタル画像。18点の年輪年代は西暦342~775年。木製容器1点には樹皮が残っており、748年の伐採と判明した。成果は今年出版された奈文研の「学報第103冊」に掲載されている。
奈良古代歴史塾 守り伝える平城京
守り伝える平城京~これから~ 今、国営歴史公園として守られている平城宮跡。かつて平城宮の役所には約1万人が働いていたといわれている。貴族、官人、庶民などの人々は平城京でどんな暮らしをしていたのか。奈良の歴史を深く知るために、今とむかしを学ぶ。
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