1 どのくらいの回数。何度。いくたび。「―読んでもおもしろい」「―となく注意する」
2 (「いくどか」の形で)若干の回数。何回。いくたび。「―かお会いしたことがある」
3 (「いくども」の形で)度数の多いこと。たびたび。いくたび。「―も足を運んだ」
出典:青空文庫
・・・自分は幾度となく、青い水に臨んだアカシアが、初夏のやわらかな風に・・・ 芥川竜之介「大川の水」
・・・ばかり引かれました。幾度も妹のいる方へ泳いで行こうかと思いました・・・ 有島武郎「溺れかけた兄妹」
・・・といったようなことは幾度もいった。しかしそういう時は、「もし詩を・・・ 石川啄木「弓町より」