出典:gooニュース
比叡山・大樹孝啓 第258世天台座主退任へ 100歳、高齢理由に異例の交代 兵庫・姫路出身
世界文化遺産・比叡山延暦寺(滋賀県大津市)を総本山とする天台宗は10日、宗内最高位の大樹孝啓(おおきこうけい)・第258世天台座主(100)が、高齢に伴う体調不良を理由に2月1日付で退任すると発表した。 大樹座主は兵庫県姫路市出身。書写山円教寺長吏(住職)を経て2021年11月、前座主の死去を受け、天台座主としては最高齢(当時97歳)で就任した。
天台宗の大樹座主退任へ 2月、後任は藤氏
天台宗(総本山・比叡山延暦寺)は10日、同宗トップを務める大樹孝啓天台座主(100)が高齢などを理由に退任すると発表した。2月1日付。生前に退任するのは2007年以来。後任の第259世座主は金乗院(佐賀県吉野ケ里町)住職の藤光賢探題(93)が就任する。 天台宗によると、年齢などの影響もあり、昨年夏ごろから体調不良になることがあったという。
天台宗の新座主に次座探題の藤光賢氏が就任 100歳の大樹孝啓座主は2月1日付で退任
天台宗(総本山・延暦寺、大津市)は10日、大樹孝啓座主(100)が2月1日付で座主を退任する、と発表した。高齢などに伴う体調不良が主な理由。後任の第259世座主には、同宗の教学最高位「探題」の一人で、座主に次ぐ次座探題の藤光賢氏(93)が同日付で就く。延暦寺住職も兼ねる。
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