出典:gooニュース
福島第1原発の廃炉迅速化へ 審査、検査方法見直し 安全性担保し効率化 原子力規制委員会
原子力規制委員会は東京電力福島第1原発の廃炉作業の迅速化と安全確保に向け、審査や検査の方法を見直す方針を固めた。放射性廃棄物の処理などでの審査の合理化を目指し新たな指針を策定する。検査内容も整理し、非効率な部分を解消する。溶融核燃料(デブリ)取り出しが始まり、廃炉作業は一層複雑さを増す。今年度内に可能な改善策から取り入れ、来年度から新たな指針を本格導入したい考えだ。
「廃炉につながるデータを」 福島原発燃料デブリ、大洗研究所に搬入
分析を行う大洗研究所の前田宏治氏は12日の記者会見で「これまでよくわからないと言われた燃料デブリの評価をして、廃炉につながるデータを取っていきたい」と述べた。13日に容器からデブリを取り出し、14日からCTを使って分析作業を本格化させる予定としている。
福島第一原発の燃料デブリ分析へ 「廃炉に向けデータを取る」
福島第一原発2号機から取り出された燃料デブリの分析を担当する研究機関が会見を開き、「データをしっかり取っていきたい」と話しました。 【映像】原研機構の会見 「炉内状況推定
もっと調べる