ひき‐た・つ【引（き）立つ】

の解説

［動タ五（四）］

1. １ 勢いがよくなる。活気が出る。「気持ちが—・たない」「商況が—・つ」

1. ２ ひときわよく見える。一段とよく感じられる。「黒を着ると肌の白さが—・つ」「少量の塩で味が—・つ」

1. ３ しりぞく。浮き足立つ。

   1. 「正尊かなはじと—・ちけるを」〈謡・正尊〉

［動タ下二］「ひきたてる」の文語形。

類語

• 目立つ(めだつ)
• 際立つ(きわだつ)

関連語

• 顕著(けんちょ)
• 水際立つ(みずぎわだつ)
• 著しい(いちじるしい)
• めぼしい

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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