びまんせいはくしつびょうへん【弥漫性白質病変/瀰漫性白質病変】
大脳の白質に広範囲にわたって障害がみられる状態。動脈硬化による血流の低下などが原因とされる。高齢者や高血圧の人に起こりやすく、進行すると脳梗塞や認知症の原因となることがある。
びまんせいせいさいぼうしゅ【弥漫性星細胞腫/瀰漫性星細胞腫】
脳のアストロサイト(星細胞)から発生する悪性の神経膠腫の一つ。進行は遅く、広範囲に浸潤していく。
びまんせいだいさいぼうがたビーさいぼうリンパしゅ【弥漫性大細胞型B細胞リンパ腫/瀰漫性大細胞型B細胞リンパ腫】
悪性リンパ腫の一つ。B細胞というリンパ球から発生する非ホジキンリンパ腫。成熟したリンパ球の2倍を超える大きな核を持つ腫瘍細胞がはびこるように増殖していく。DLBCL(diffuse large B-cell lymphoma)。
出典:青空文庫
・・・通じて僕の神経が流動瀰漫しているようだ。すること、なすことが夢か・・・ 岩野泡鳴「耽溺」
・・・、あらゆる階級にまで瀰漫せんとしつゝあります。 私は、児童芸術に・・・ 小川未明「文化線の低下」
・・・うに、一瞬に、病室に瀰漫した。血なまぐさい軍服や、襦袢は、そこら・・・ 黒島伝治「氷河」