《動詞「な(成)る」の連用形から》
1 物の形。形状。「―の良い花活け」
2 からだつき。体格。「大きな―をしてみっともない」
3 服装。身なり。なりふり。「学生らしい―をする」「―ばかりを気にする」
4 他の語の下に付いて、接尾語的に用いられる。
㋐動詞の連用形に付いて、…するまま、…するとおり、などの意を表す。「人の言い―になる」
㋑名詞または形容詞の連体形に付いて、そのものにふさわしい、また、それに応じて、という意を表す。「弟―の考え」「狭ければ狭い―に住むしかない」
㋒名詞に付いて、…の形という意を表す。「弓―になる」
㋓動詞の連体形について、…したとたんに、…するとすぐ、の意を表す。「見る―顔色を変えた」