彦根城(ひこねじょう)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・湖上の景色見飽かざる間に彦根城いつしか後になり、胆吹山に綿雲這いて美濃路に入れば空は雨模様となる。大垣の商人らしき五十ばかりの男頻りに大垣の近況を語り関が原の戦を説く。あたりようやく薄暗く工夫体の男甲走りたる声張り上げて歌い出せば商人の娘堪・・・
寺田寅彦
「東上記」
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