影武者(かげむしゃ)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・いま一人が影武者というのだ」「そこでお召し物はなんと踏んだ」「藤色と踏んだよ」「え、藤色とばかりじゃ、本読みが納まらねえぜ。足下のようでもないじゃないか」「眩くってうなだれたね、おのずと天窓が上がらなかった」「そこで帯か・・・
泉鏡花
「外科室」
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・・・こんな、ありもしない影武者つかって、なんとかして、ごまかそうとしているのね。どうしても、あのおかたのことは、お書きになれないお苦しさ、判るけれど、他にも苦しい女、ございます。」 だから、はじめから、ことわってある。名は言われぬ、恋をした・・・
太宰治
「二十世紀旗手」
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