じゅうぞくえいよう【従属栄養】
他の生物の作った有機物を利用して生活する栄養形式。無機物だけでは生活できない動物や、葉緑素をもたない植物・細菌にみられる。有機栄養。⇔独立栄養。
じゅうぞくがいしゃ【従属会社】
株式所有・貸し付け・取引などを通じて他の会社に従属している会社。子会社など。
じゅうぞくかんけい【従属関係】
1 論理学で、上位概念に対する下位概念の関係。例えば、動物という概念は生物という概念に従属する。 2 身分上、政治上のつながりなどにおいて、他のものに拘束されている関係。
じゅうぞくこく【従属国】
1 法制上は独立国であるが、政治的、経済的に他国の事実上の支配下にある国。 2 宗主国 (そうしゅこく) の国内法に基づいて、外交関係の一部は自ら処理するが、他の部分は宗主国によって処理される国家。トルコが宗主国であった第一次大戦前のエジプトや、1908年までのブルガリアなど。付庸国。
じゅうぞくせつ【従属節】
複文で、主節に対して、主格・述格・連体修飾格・連用修飾格・独立格に立つ節をいう。「彼女が正直なのは有名な話だ」の「彼女が正直なのは」の部分が主格の従属節である。
じゅうぞくはん【従属犯】
正犯に従属して成立する犯罪。教唆犯および従犯。加担犯。
じゅうぞくへんすう【従属変数】
独立変数の変化に応じて変わる数。関数y=f(x)においては、変数xのとる値によって定まる変数yをさす。他変数。目的変数。結果変数。被説明変数。
じゅうぞくじんこう【従属人口】
人口統計で、14歳までの年少人口と65歳以上の老年人口を合計した人口。従属人口以外の人口は生産年齢人口という。