こころ‐の‐せき【心の関】

の解説

1. １ 思いが通じないで滞ることを関所にたとえていう語。

   1. 「憂き人の—にうちも寝で夢路をさへぞ許さざりける」〈新千載・恋二〉

1. ２ 心の中で念じてせき止めようとすることを関所にたとえていう語。

   1. 「惜しめどもとまらで過ぎぬほととぎす—はかひなかりけり」〈月詣集・四〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。