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辞書
向島は久しい以前から既に雅遊の地ではない。しかしわたくしは大正壬戌の年の夏森先生を喪ってから、毎年の忌辰にその墓を拝すべく弘福寺の墳苑に赴くので、一年に一回向島の堤を過らぬことはない。そのたびたびわたくしは河を隔てて浅草寺の塔尖を望み・・・ 永井荷風 「向嶋」
・・・ぎて藻の花やかたわれからの月もすむ忘るなよ程は雲助時鳥角文字のいざ月もよし牛祭又嘘を月夜に釜の時雨哉葛の葉のうらみ顔なる細雨かな頭巾著て声こもりくの初瀬法師 晋子三十三回忌辰擂盆のみそみめぐりや寺の霜・・・ 正岡子規 「俳人蕪村」
出典:青空文庫
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