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辞書
1 シノブ科の多年生のシダ。山中の岩や樹木に着生。根茎は褐色の鱗片 (りんぺん) を密にかぶり、葉身は三角形で細かく裂ける。江戸時代から根や茎を丸めて釣り忍として観賞用にする。しのぶぐさ。《季 夏》「大岩にはえて一本—かな/鬼城」
2 ノキシノブの別名。
3 襲 (かさね) の色目の名。表は薄い萌葱 (もえぎ) 、裏は青。秋に用いる。
4 「忍髷 (しのぶわげ) 」の略。
5 「忍摺 (しのぶず) り」の略。
「—のみだれやとうたがひ聞こゆることもありしかど」〈源・帚木〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
しのぶいし【忍ぶ石】
擬化石の一。石灰岩・頁岩 (けつがん) などの割れ目に二酸化マンガンなどの樹枝状結晶が付着して、シダ類の化石のように見えるもの。模樹石 (もじゅいし) 。
しのぶぐさ【忍草】
1 シノブの別名。 2 ノキシノブの別名。《季 秋》「御廟年経てしのぶは何を—/芭蕉」 3 「忘れ草」に同じ。
しのぶずり【忍摺り/信夫摺り】
シノブの茎や葉の色素を布にすりつけて表したねじれたような模様。また、そのすり模様の衣服。昔、陸奥 (むつ) の国信夫 (しのぶ) 郡(福島県福島市)で産した。もじずり。しのぶもじずり。「その男、—の狩衣 (かりぎぬ) をなむ着たりける」〈伊勢・一〉
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信夫
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