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情緒纒綿の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

情緒が深くて離れがたいさま。▽「情緒」は、おりにふれて起こる、さまざまな思い・感情気分。「纒綿」は、心にまとわりついて離れないさま。「緒」は「ちょ」とも読む。
句例
情緒纒綿として忘れがたい、情緒纒綿たる風景
用例
彼は情緒纒綿たる映画説明をやめて、今は骨を噛むようなこの貧窮の生活を、洗いざらい小説に書きつくそうと志していた。<石川達三・ろまんの残党>
活用形
〈―タル〉 〈―ト〉
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2023年11月