いしきいっぱん【意識一般】
《(ドイツ)Bewußtsein überhaupt》カント哲学で、あらゆる経験に先立ち、それらの経験を可能にする、認識の究極的根拠としての自己意識。先験的統覚。純粋統覚。
いしきしょうがい【意識障害】
意識の明晰 (めいせき) さ・充実度・活発さ・秩序などが損なわれた状態。その程度によって、傾眠・昏蒙 (こんもう) ・嗜眠 (しみん) ・昏睡などの状態に分けられる。
いしきてき【意識的】
[形動]自分でわかっていて、わざとするさま。故意。「—に間違った答えを書く」
いしきのながれ【意識の流れ】
《stream of consciousness》米国の心理学者W=ジェームズの用語で、とどまることなく絶えず流動していく人間の意識の動きのこと。文学上では、人間心理を解明する新しい鍵として、20世紀初頭の作家ジョイス・ウルフ・プルーストらの描写の対象となった。
いしきふめい【意識不明】
意識を失った状態。失神。「—の重体」
意識が高い
あることに強い関心をもっている。問題や状況について深く考えている。「防災への—・い」
意識が低い
あることに注意や関心を向けていない。問題や状況についての深い考えがない。「環境問題に対する—・い」