1 ある社会で古くから受け継がれてきている生活上のならわし。しきたり。「古い―を破る」
2 慣れること。習慣となるようにすること。
「日本人民は未だ憲法国会に―せざる人民なり」〈小林雄七郎・薩長土肥〉
→習慣 (しゅうかん) [用法]
出典:青空文庫
・・・、手すさみの科が多い慣習である。 三味線背負った乞食坊主が、引掻・・・ 泉鏡花「伯爵の釵」
・・・えるような理由のない慣習が行なわれて来た。なるほど物質界の事・・・ 寺田寅彦「科学と文学」
・・・を形成するものは風俗慣習等種々なる生活様式を挙げることができるで・・・ 西田幾多郎「国語の自在性」