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辞書
1 「うれい1」に同じ。「子を思う母の—」
2 「うれい2」に同じ。「—を忘れる」
3 嘆き悲しんで訴え出ること。愁訴 (しゅうそ) 。嘆願。
「かの—をしたる匠 (たくみ) をば、かぐや姫呼び据ゑて」〈竹取〉
4 喪に服すること。喪。
「まことの病及びておやの—に非ず」〈天武紀〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
憂えを掃う玉帚
《蘇軾「洞庭春色詩」から》飲むと嫌な事が忘れられることから、酒の美称。
うれえがお【憂え顔/愁え顔】
「うれいがお」に同じ。
うれえぶみ【愁へ文】
愁訴や誓願のために朝廷などに出す文書。訴状。嘆願書。「人の申し文、—などありけるをとり集めて」〈栄花・衣の珠〉
出典:青空文庫
・・・美しい人の憂えてる顔はかわいそうでたまらないものである。「おとよ・・・ 伊藤左千夫「春の潮」
・・・金がなくても、それを憂えずに、人生について論議している……」と、・・・ 小川未明「自分を鞭打つ感激より」
・・・る風にそよがせながら憂えていました。 そのとき一羽の名も知らない・・・ 小川未明「小さな赤い花」
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