かい‐しゅん〔クワイ‐〕【懐春】

の解説

《古代、中国では婚姻の時期を仲春（陰暦2月）に定めていたところから》年ごろになって春情を抱くこと。異性を思うようになること。特に、女子にいう。

「—の年紀 (としごろ) なるも、家訓甚だ、厳正なるが故に」〈竜渓・経国美談〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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