出典:gooニュース
台湾の浜辺に眠る数千の戦没者 「祖国へ帰還」目指し発掘調査へ 慰霊祭に90人
【台北=西見由章】先の大戦中に台湾南方のバシー海峡周辺で戦没した日本人将兵を悼む慰霊祭が17日、台湾南端の屏東県恒春にある潮音寺で行われ、遺族ら約90人が参加した。恒春の浜辺に漂着した数千人に上るとみられる戦没者は、現地住民により浜辺に埋葬されたままだ。来年の戦後80年には「祖国へ帰還」させようと、日本の民間人と台湾側が協力して発掘調査に乗り出そうとしている。
「ひむかいの塔」18日追悼式 宮崎県戦没者遺族ら出発
宮崎県出身の戦没者を祭る沖縄県糸満市の慰霊塔「ひむかいの塔」で18日に開かれる追悼式(県戦没者等慰霊奉賛会主催)に参列するため、戦没者遺族27人は16日、宮崎市を出発した。今年で60回目となる節目の式で犠牲者の冥福を祈る。
靖国神社などで宗派を超え戦没者慰霊法要 仏教・神道の7宗派11団体から50人超参加
先の大戦の戦没者を慰霊しようと、国内各宗派の僧侶らが14日、東京都千代田区の靖国神社と千鳥ケ淵戦没者墓苑で法要を執り行った。法要は、世界連邦日本仏教徒協議会(横浜市)と関西宗教懇話会(大阪市)が共催し、今年で10回目。天台宗や真言宗など仏教・神道7宗派11団体から、50人を超える関係者らが集まった。
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