うち‐ころ・す【打（ち）殺す】

の解説

［動サ五（四）］

1. １ たたき殺す。「棒で—・す」

1. ２ （「撃ち殺す」「射ち殺す」とも書く）弾丸や矢を命中させて殺す。「銃で—・す」

1. ３ 表に出ないように感情などを抑える。

   1. 「よし事実に棒を引いたって、感情を—・す訳には行かないからね」〈漱石・道草〉

1. ４ 「殺す」を強めていう語。ぶっ殺す。

   1. 「落人 (おちうど) のあらんずるをば、用意して—・せ」〈平家・八〉

[可能]うちころせる

類語

• 絞め殺す(しめころす)
• 縊る(くびる)
• 刺し殺す(さしころす)
• 噛み殺す(かみころす)
• 轢き殺す(ひきころす)
• 殴り殺す(なぐりころす)
• 打ち殺す(うちころす)
• 叩き殺す(たたきころす)
• ぶち殺す(ぶちころす)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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